LGBTQ+とカウンセリング

つい最近臨床心理士でLGBTQ+について研究されている方にお会いしまして、LGBTQ+(日本におけるLGBTQ+の割合は8.9%との調査もある)についてお話を伺う機会がありました。その中でも特にカウンセラーの有り様について気づかされたことが多かったです。

相談者の悩まれている背景には、どのようなものがあるのかなと考えるとき、相談者への子供の頃の虐待や社会的な被差別、家庭環境などと共に非異性愛者であることの悩みなどがあるのではないかなどと意識しておくことが必要であると思うようになりました。(今までは考えていませんでした。)

また不登校や自傷行為などの背景には、学校や家庭の問題のほかLGBTQ+の問題が潜んでいるかもしれないことを意識しているほうが、より共感的なカウンセリングができるようになると思いました。

とりあえずはカウンセリングを申し込みいただくときに書いていただく用紙の男性女性の欄をなくすことにします。(今日はとても時間がかかりました。短くまとめることは頭を悩ませます。老化防止には大変いい時間でした。)

6人の人が未来を見ている