「腸管免疫システムうつ病発症に影響」新聞より
先日(3/23)の新聞記事(朝日)の小さな見出し記事です。論文は3月20日付け米科学誌ネイチャー・イミュノロジー電子版に掲載されたものだそうです。
世界中でうつ病やうつ状態に苦しんでいる方が多いですが、米ジョンズ・ポプキンス大学の神谷篤教授と酒本真次研究員が明らかにしたものだそうです。
かなり高度な内容でよく理解・説明できませんが、マウスの実験でどのような状況になるとマウスはうつ状態を発症するかということを突き止め、人とマウスの重症度が相関していることも確かめられたそうです。
また漢方のある生薬の成分がマウスのうつ状態の予防にもなったと述べられています。神谷教授は「既存のうつ病治療薬のほとんどは脳内の神経伝達物質に働きかけるもので、効き目のない患者も多い腸管の免疫システムを創薬ターゲットとすることにより、新しい予防法や治療法につながる可能性がある」と話されているそうです。
身近な人に、大腸の病気からうつになり、うつの薬が全然効かなかった方がいますのでこの小さな記事が気になりました。マウスの実験から人に効果のある薬品が誕生してほしいです。
(より詳しくお知りになりたい方はネットで検索してみてください。)